小学生のニュースとの付き合い方。夏休みに時事問題を学んでみよう!

教育

そろそろ世の中のこと知っておくべき?小学生になったらニュースを知ろう!

子どもが小学生になりたての頃
車いすマークを見せて
「これ、なんのマークかわかる?」
と聞いたところ元気よく
「駐車場のマーク!」
と元気に答えてくれたのが
他でもない、わが子です。

わからないでもない。
確かに電車に機会もあまりないし
このマーク見るのは大体
駐車場ですし。

確かに間違ってはいないけど
実際問題、間違ってる。
小学校に入学してこれは
どうなのだろうか…。

そう思ったのが
我が家でのニュースとの関わりの
始まりなのでした。

ニュースといえば新聞?安直な気持ちで子ども新聞を購読。

とりあえず世の中を知るのに
手っ取り早いのは
新聞かな?と思いました。

聞きかじった情報では
子ども用の新聞があることは
なんとなく知っている。
でも小学生低学年が読めるような
新聞なんて果たしてあるのか…。

とりあえずどんな新聞があるのか
ざっと調べてみることにしました。
メジャーな新聞社で子ども用の新聞の
取り扱いがあるところは

  • 朝日小学生新聞:毎日発刊(1769円)
  • 毎日小学生新聞:毎日発刊(1750円)
  • 読売KODOMO新聞:毎週木曜日発刊(550円)

朝日と毎日は毎日届くのに対して
読売KODOMO新聞は
木曜日に1度の週刊紙になります。
とりあえず世の中を知るきっかけに
程度に考えていたため
週一回くらいがちょうどいいかなと
読売KODOMO新聞の購読を決めました。

小学生低学年は1人では読めない!親のサポートはどの程度必要?

子ども新聞を始めたのは
小学生になって少し経ってから。
ひらがなも読めるし
文章も読めれば読めるのか。
正直に言いましょう。

子ども1人で読むのは無理です。

物理的に言えば「読める」のかもしれません。
けれど、ひらがなが読めるから
漢字が読めるから
文章が読めるからといって
新聞の内容を理解できるかとなると
それは全く別次元の話になります。

もちろん時間をかければ
ちゃんと理解して読むことも可能です。
でも今回子ども新聞を読む目的は
世の中のことに触れるためだったので
普通に全部読んであげてます。

え。面倒くさい。

分かります、分かりますとも!
私も子どもに全記事を読んだりしません。
なんなら読まない時もあるくらいです。

でもその代わりに私が読んでます。

え?でも子どもの新聞でしょ??
と思われますよね。

でも私自身
「今日本で起こっているニュースを
きちんと説明できますか?」と聞かれたら
詳しく説明できる自信はありません。
だから最悪
「子どもが読まなかったら私が読もう」
という気持ちで始めました。

子ども向けの新聞とはいえ
ニュースのポイントは
しっかり押さえてあります。
その上で難しい言葉をかみ砕いたり
分かりやすい表現で書いてあるので
ニュースの本質は変わっていません。

また書き手の偏った意見など
目立った印象はなく、あくまで
「事実説明」と「問題提起」
として記事は書かれている印象です。

ニュースの内容を子どもに聞かれて
親が説明できないというのは
やはり辛いものがあるので
親子ともにニュース慣れするには
子ども向け新聞はオススメできると思います。

小学生向けの新聞、実際の効果は?

個人的にはあったかなと思います。
具体的に色々と覚えてもいいし
覚えなくてもいいし
という感じでしたが
テレビのニュースをみていても
ニュースの具体的な内容について
興味を持つようになりました。

と、言われても
きっと読んでる人は
なんかこうもっと
目に見える成長はないのか!?
と思っているに違いないので
一つ思い出したことを。

新聞購読約1年後、子どもに
現在の日本の総理大臣と
アメリカの首相と
ドイツの首相の名前をきいたところ
あっさり答えられました。

車いすのマークを
駐車場と言っていたのに!

別に答えられなくても
新聞無駄だったなーなんて思わないけど
ちょっと嬉しくなっちゃいましたね。
(親バカ)

ちょっと踏み込んだ社会のことを知りたい!「ニュース検定」がオススメ。

今何が起こっているのかを知るのには
やはり新聞やテレビが一番効果的かな
と思うのですが
今日の社会の仕組み
政治や環境についてきちんと理解するには
新聞やテレビの情報だけでは
少し難しいかもしれません。
そこで我が家は新聞のほかに

「ニュース検定 入門編」

というテキスト本を購入してみました。

「ニュース検定」とは

今の時代を生きるために欠かせない
ニュースを読み解き、活用させるチカラをつける検定です

ニュース時事能力検定 HPより

つまりニュースを知ったとしても
そのニュースを正しく理解し
自分の考えとして活用することは
なかなか難しいもの。
そのための知識をつけるのが
ニュース検定なのです。

入試問題などでいう
「時事問題」にあたる内容なのです。
日本の経済や政治
環境問題や国際問題などは
いまや小学生でも
考えなくてはいけない時代に
なってきているのではないかと思います。

ニュース検定というぐらいなので
もちろん勉強した先に
試験を受けるということも可能ですが
我が家はとりあえずテキストを
一緒に読んで身近なものに例えていく
というスタイルで勉強しています。

小学校の社会でも習う様な
内容ではあるのですが
当時と情勢もデータもガラッと
変わっているので
これは本当に読んでいて
大人も楽しいと思うので
子どもと一緒に勉強する前に
一度読んでみることをお勧めします。

因みに子どもはまだ小学生なので
入門編の「5級」を選びましたが
大学生・社会人向けの
「1・2級・準2級」もあります。
内容に関しては
多少の前後はあるもののどちらも

  • 政治
  • 経済
  • 暮らし
  • 社会・環境
  • 国際

この5テーマから成り立っています。
1・2級テキストは流石に
ちょっと頭を使いますが
絶対に必要な知識なので
これは大人も勉強するべきだな
と思いました。
それぞれのテキストで
親子で本を並べて
同じ勉強するのは
なかなか楽しいものです。

2021年度版ニュース検定公式 テキスト&問題集「時事力」入門編(5級対応) [ 日本ニュース時事能力検定協会 ]
created by Rinker
2021年度版ニュース検定公式テキスト 「時事力」発展編(1・2・準2級対応) [ 日本ニュース時事能力検定協会 ]
created by Rinker

少し長くなってしまいましたが
時事問題対策というと
受験対策というイメージも
まだまだ強いのかもしれません。

けれど、受験をしなくても
世の中のことは
早いうちから知ってくべきだな
と私は思います。

今はニュースを知っているだけでなく
そのニュースを知ったうえで
自分の意見を述べることが出来るか。

早い時期からニュースというものが
どういうものなのか
きちんと理解できる力を
つけてあげたいなと思いました。

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