【書籍紹介】現代語訳「たけくらべ」は読みやすくてオススメ

書籍

現代語で読む「たけくらべ」が読みやすい!

秋の夜長に読書はいかが?
こんにちは、はちてです。

突然ですが「たけくらべ」という書籍を
ご存じでしょうか。
現5000円札の肖像にもなっている
「樋口一葉」という女性作家が書いた
小説なのですが
私も高校の時の授業で
樋口一葉について学ぶ機会があり
実際に本文を読んでみようと
本屋さんに行き文庫本を購入。
早速読んでみたのですが

何書いてあるか
雰囲気しかわからない。

当時は平成でしたが
正直令和を生きる私にとって
明治時代の文体は
最早古典レベルでした。

全く分からないわけではないけれど
予想と想像で読んでる感じなので
ぼんやりとしかわからない上に
情景が全く浮かばない。

その時はあきらめてしまったのですが
先日図書館へ行ったときに

「現代語で読む たけくらべ」

という本が目に入りました。

高校時代からはもう数年経っていますが
現代文で読めるなら
これは是非とも読んでみたい!
と思い、早速借りてみました。

現代語で読むたけくらべ (現代語で読む名作シリーズ) [ 樋口一葉 ]
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ものすごく現代風!という程ではないですが
圧倒的に原文よりも読みやすい!
何より登場人物とその関係性が
はっきりわかる!これはすごい!

「たけくらべ」自体がそもそもそんなに
長いお話ではないので
文体さえクリア出来れば
本当に半日もかからず読めてしまう
読みやすい本なんですよね。

高校時代に出会いたかったよこの本!!

「たけくらべ」とセットになっている
「にごりえ」もちゃんと現代語訳されてます。

どちらの話も女性の叶わぬ恋のお話なのですが
今も昔も恋する女性の気持ちは
変わらないものなのだな…と思ってしまいます。

現代語でおおよその内容は把握できたので
今度こそ原文で読んでみようと思います。
多分文章を読むことは出来なくても
その情景は思い浮かべることが
出来るはず…!

たけくらべ (集英社文庫) [ 樋口一葉 ]
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表紙が現代風になっているのは
今の中学・高校生でも手に取りやすい!
ただもし原文で挫折するしてしまうなら
まずは現代語から読んでほしいかなあ…。

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