小学生が漢字検定に挑戦!お勧めテキスト3冊。

書籍

取りやすくて自信につながる漢字検定。オススメ対策本はこれ!

  • まずは「となえてかく 漢字練習ノート」で覚える
  • 間違えた漢字は「漢字なりたちブック」で確認
  • 試験前2週間は「漢検 過去問題集」で試験対策

こんにちは はちてです。

勉強を始めるときってなにか目標があると
やる気がでますよね。
何か勉強しようと考えたときに
1つのゴールとして「検定」
という選択肢もあります。


とはいえ子どもは学校で定期的に
テストや試験があるので
改めて外に行ってテストなんて…。
そう思ってしまうかもしれません。

けれど学校のテストとは一味違う
「外部のテスト」という
緊張感を体験することは
将来来るべき受験への試験慣れにも
とてもよいのではないかなと思い
我が家は漢字検定を年一回
自学年の級を受けようと
子どもと一緒に決めました。

すでに学校で習った漢字だけなら
学校の漢字ドリルを活用したり
実際に返却された授業中のテストの
間違ったところを確認するのが
手っ取り早くていいかなと思うのですが
我が家が受験するのは秋試験なので
全単元が終わっていない状態で受験をします。
そうなると全部の漢字を習っていません。

我が家はタブレット学習の通信教育を
受講していますが
こちらについている漢字テストは
理解度チェック的な内容なのです。
自学年の授業では丁寧に指導があるのですが
学年が1つでも上がってしまうと
これ1つではインプット面は
ちょっと弱いかなと思います。

我が家の例にはなってしまいますが
漢字を覚えるところからの大まかな流れを
簡単に説明したいと思います。

まずは「となえてかく 漢字練習ノート」で覚える

なんといっても何もわからない状態で
「どこまでわかるか」のテストをしても
あまり意味がないので
ある程度インプットをする必要があります。
原始的ではありますがワークを使います。
我が家は子どもに自分が使いやすいと
思うものを実際に選んでもらいました。
数ある中でこれがいいと選んだのが

「となえて かく 
 漢字練習ノート」990円

こちらのワークはA4サイズで
机でしっかり広げて書くことができるので
書き込みがとてもしやすそうです。
この本の一番のポイント
「となえて かく」なのですが
漢字をなぞる一般的なマスの上に
それぞれのパーツの特徴を口に出して
書くようにできているのです。
(例:3年生「仕」
を書いて 下をみじかく 十を書く) 
これが「となえて」書くという
タイトルの意味です。

なんとなくマスを埋めがちになってしまう
ドリル系で一応空欄を埋めたはいいけど
頭に入ってこない!ということを
防ぐことができるので
定着が良いように感じました。
因みに我が家の漢字の覚え方は

  1. ノートやドリルの空白のマスに
    1文字目は漢字をみて書き写す。
  2. その書き写した文字を隠して
    次ののマスに書けるか確認する。
  3. 書けなかったらその漢字を確認して
    もう1文字次のマスに書く。
  4. 見ずに書けたらそれ以上やらない。


という方法で進めていきます。
小学生の漢字は生活で目にする字も多く
意外と知ってる漢字も多かったりします。
漢字は学年が上がるにつれて
覚える数が多くなってきます。
わかる漢字を3個も5個も書くのは
効率が悪いのでかける漢字はかかない。
子どもも
「書けるまでずっとやる」
ことになってしまうので
1文字目を写すときに
真剣に覚えようとするので
効率はかなりよいです。

となえて かく 漢字練習ノート 小学1年生 改訂2版 (下村式シリーズ) [ 下村 昇 ]
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この漢字知ってる!と思っても
書き順や音訓読みの確認は
やっぱり大事なので
1冊きちんと見ながらかける本があると
抜け漏れがなくなると思います。

間違えた漢字は「漢字なりたちブック」で確認

ある程度漢字をインプットしたら
どれくらい定着しているかは
テストしたほうがいいと思います。

我が家ではこのテストの部分を
スマイルゼミのテストで
到達度をチェックしています。
採点機能はありますが
間違った際のアプローチが
必要になってくるので
もしこのような自動採点の
教材を使う場合でも
最初のうちは親が見てあげるのが
よいとおもいます。
間違いの洗い出しって
子どもには結構難しいのです。

勿論専用の教材などなくても
テストは小学生のうちなら
無料のダウンロードサイト
「ちびむすドリル」があるので
こちらからダウンロードして
プリントアウトすれば
何度でも繰り返しテストすることがあるので
「ちびむすドリル」がベストだと思います。

ご利用ガイド ・利用規約【 ちびむすドリル グループサイト 】 
サイトの概要、利用規約、プリントの印刷方法、配付・著作権について、免責事項、サイト制作者の紹介など(運営:株式会社パディンハウス)

テストでわからないところ
間違いがでたところは
必ずその場でチェックをします。
ワークに間違えた漢字のところへ
付箋をはり、該当箇所を直していきます。
間違えた漢字にはクセがあるので
そんなときにうちでは

「漢字なりたちブック 1~6年」1540円

これを使い間違えた漢字の部分を読みます。
さっきの「となえてかく~」でも十分ですが
間違る漢字がクセがあるので
なぜこの漢字がこの形をしているのか
理由付けをしていくのは
その場で漢字を覚えようとするより
定着はよくなります。
万が一また同じ漢字を間違えたときでも
思い出してなりたちに
結びつけることができるので
気合で覚える!というよりは
論理的に覚えられます。


勿論間違えた漢字以外で読んでも
とても面白いので読み物としても
オススメできる本です。
(1年生だけ1320円となっています)

漢字なりたちブック 1年生 白川静文字学に学ぶ [ 伊東 信夫 ]
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試験前2週間は「漢検 過去問題集」で試験対策

定番にはなりますが、試験2週間前に
過去問をつかって実際の試験の感覚をつかみます。
もうこれは協会が出している

「漢検 過去問題集」 990円

どの試験も同じだと思うのですが
試験元の過去問を解くのは必須です。
ある程度覚えたら過去問を
早く解いてほしいな…と思うかもですが
あまり早すぎても子どもは
だれてしまうので
2週間前くらいから過去問を解く気持ちで
十分だと思います。
(個人差はあると思いますが)

ここで間違えたところは
先ほどの「なりたちブック」を確認したり
「となえて かく~」で空きスペースに
書いて覚えなおすを繰り返して
定着させていけば対策としては
問題ないと思います。
実際の過去の試験問題が
付録としてついているのも
公式問題集の魅力です。

漢検 10級 過去問題集 2021年度版 [ 日本漢字能力検定協会 ]
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日本人の多くが知っている「漢字検定」
合格すれば子どもに自信がつきます。
万が一失敗しても
試験の雰囲気がわかるのも経験になります。
しっかり対策すれば
合格はできる試験だと思うので
挑戦してみるものいいかなと思います。

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